岩城宏之&バンベルク響/ブラームス「交響曲第1番」、1968

バンベルク交響楽団の初来日公演は1968年5月のことだった。 この時、日本の若き岩城宏之がヨゼフ・カイルベルトと共に指揮台に立っている。 今回の紹介盤、岩城宏之&バンベルク響とのブラームス「交響曲第1番」を聴くとこの初来日公演を思い起す (写真1 1968年バンベルク交響楽団来日公演プログラムから)。 この録音は日本コロムビアからの依頼で実現したとのことである。 LPレコードでの国内初出は録音の翌年(1969年)に「悲劇的序曲」と共にリリースされた。 紹介盤はそれから35年以上の歳月が経過、当時LPには収録されなかった「大学祝典序曲」も加えて初CD化されたものである(写真2 CDジャケット、DENON COCQ-84214 /写真3 演奏・録音データ /写真4 練習風景-CDジャケット裏面写真)。 若き岩城が溌剌と振るバンベルク響との貴重録音である。

写真1    バンベルク交響楽団1968年初来日公演プログラムから

写真2   「岩城宏之&バンベルク響/ブラームス交響曲第1番ほか」CDジャケット(DENON-COCQ 84214)

写真3    CD演奏・録音データ

写真4    練習風景-CDジャケット裏面写真