若きバレンボイムの「バルトーク-ピアノ協奏曲第1番・第3番」、1967

今回は若きダニエル・バレンボイムがピエール・ブーレーズと組んで録音したバルトークのピアノ協奏曲を取り上げてみたい。 この録音は1967年7月ロンドンのアビー・ロード第1スタジオにおけるニュー・フィルハーモニア管弦楽団との懐かしい1枚である。 ちなみにバレンボイムが24歳、ブーレーズが42歳の時の録音でLPジャケット写真からも当時の二人の若さがうかがえる (写真1 LPジャケット東芝国内初出盤AA-8617/写真2 同見開きジャケット裏面/写真3 LPレーベル面)。 当時バレンボイムはイギリス室内管弦楽団との弾き振りでモーツァルトのピアノ協奏曲全曲演奏・録音等々で世界的に注目され始めた時代、一方のブーレーズはバイロイト音楽祭のほぼ常連として「パルジファル」を指揮、大変な話題を呼ぶ。 さらにこの録音の3ヶ月前に開催された「大阪国際フェスティバル―”バイロイト・ワーグナー・フェスティバル”」(写真4 当時のチラシ)に初来日、「トリスタンとイゾルデ」を振りこれもまた今では「語り種」になっている。 話をこの「アルバム」に戻しこの録音は現在のところバレンボイム唯一のバルトークピアノ協奏曲録音とされているので新録音も期待したいところである。

写真1  バレンボイム&ブーレーズ「バルトーク ピアノ協奏曲第1番・第3番」国内盤初出LPジャケット(東芝-AA-8617)

写真2    同LP見開きジャケット裏面(ピエール・ブーレーズ)

写真3    LPレーベル面

写真4    1967年「大阪国際フェスティバルーバイロイト・ワーグナーフェスティバル」チラシ