ノブヤンのひとりごと 9「バイロイトの第9」 その(5/5)

〜 バイロイトの第9では、3楽章の美しさに心が奪われる!! 〜 3楽章の始まりのテンポはかなりゆっくりですが、それはこのあとに展開される音楽へ導くための必然のテンポだろうと思います。 まるで霧がかかっているような静かな自 […]

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ノブヤンのひとりごと 8「バイロイトの第9」 その(4/5)

〜 ベートーヴェンの第9 〜 自分が初めて買った第9のレコードは、シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団演奏のものでした。 なぜミュンシュなのかというと、1枚のLPレコードに、第9とレオノーレ序曲3番がカップリングさ […]

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ノブヤンのひとりごと 7(「バイロイトの第9」 その3/5)

〜 フルトヴェングラーについて 〜 私が所有するフルトヴェングラーを扱ったドキュメント映像の中には、戦後のナチ問題から解放されたフルトヴェングラーを中心とする、ドイツ音楽界の様子を取りあげた、興味深い部分があります。 そ […]

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ノブヤンのひとりごと 6(「バイロイトの第9」 その2/5)

〜 同一音源なのに、何種類ものレコードやCDが発売されているのはなぜか? 〜 まず、このフルトヴェングラーの演奏には、音楽の本質をとらえ、聴く人の魂を揺さぶるデモーニッシュ(悪魔的、魔術的)な魅力があること! これが絶対 […]

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ノブヤンのひとりごと 5(「バイロイトの第9」 その1/5)

バイロイトの第9といえば、いわずとしれたフルトヴェングラー指揮のベートーヴェンの交響曲第9番のことです。 この1951年7月29日の演奏会のレコードやCDについては、本番の音源だとか、リハーサルの音源だとか、ゲネプロの時 […]

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ノブヤンのひとりごと 4(ブルーノ・ワルターのモーツァルト)

私が高校生の時に買ったレコードの中に、今でも宝物のようなものがあります。 それは行きつけのレコード店で見つけた「ワルター不滅の名盤全集 第1期」(1964年12月〜1965年8月発売)の第9巻と第10巻で、リハーサル集の […]

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"T0RU"のひとりごと(〜平凡である事の偉大さ〜 ヴォーン=ウィリアムズの世界②)

〜平凡である事の偉大さ〜  ヴォーン・ウィリアムズの世界② 前回の「ひとりごと(①)」では、冨田勲を取り上げました。 今回はその冨田の描いた「世界観」にもっとも近い、イギリスの大作曲家ヴォーン・ウィリアムズをとり挙げたい […]

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ノブヤンのひとりごと 3(教員1年目の吹奏楽コンクール… )

1976年の4月、千葉県柏市にある某中学校の音楽教師として、私の教員生活はスタートしました。 私の出身は岐阜県岐阜市、そして大学は東京の町田市にありましたから、常磐線沿いにある柏市は全く未知の場所でした。 しかし、自分と […]

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ノブヤンのひとりごと 2(第9の日本初演地は、なぜ徳島県鳴門市? )

私は一昨年の10月、母親の一周忌のため岐阜市の実家まで車で帰郷しました。 そのついでに、大阪にいる教え子と愛媛の松山にいる大学時代の同級生を訪ね、一人車中泊の旅行に行ってきました。 途中、かねてより念願であった第9の日本 […]

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ノブヤンのひとりごと 1(東北への憧れ )

昨年の7月、私は長年の夢であった岩手県盛岡への車中泊旅行を敢行しました。 目的は「盛岡第一高等学校」の校歌を聞き、歌う学生達を鼓舞する応援団を見ることでした。 今から50年以上も前のことになるでしょうか、私が高校生の時だ […]

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