アダム・フィッシャー&デンマーク放送シンフォニエッタによるモーツァルト交響曲集、第15番K.124~第18番K.130

今回は久々にCDから1枚取り上げてみたい。 紹介CDは今年75歳を迎えるハンガリーの世界的名指揮者アダム・フィッシャー(Ádám Fischer)がデンマーク放送シンフォニエッタ首席指揮者時代に完結したモーツァルト交響曲全集録音(2006年~2013年)から第5集にあたる「第15番」から「第18番」までを収めたものである。 デンマークDACAPO Classicsから分け売りで2007年にリリースされた (写真) 。  アダム・フィッシャーは弟のイヴァン・フィッシャー(Iván Fischer)と共に実力派指揮者、レパートリーも幅広くオペラ指揮者としてもよく知られている。 この演奏もそつなく格調高いモーツァルトを聴かせている。 尚、デンマーク放送シンフォニエッタは当時「国立」運営だったが現在は民間運営となり名称もデンマーク室内管弦楽団(Danish Chamber Orchestra)として活躍しているようだ。

写真    CDジャケット(DACAPO Classicsデンマーク6.220540) 2007年リリース盤