ダニエル・バレンボイム&シカゴ響「ロシア管弦楽曲作品集」、1977

今回は若きダニエル・バレンボイムのシカゴ交響楽団との名録音、「ロシア管弦楽曲作品集」を取り上げてみたい。 1977年独グラモフォン録音、鋭敏なバレンボイムの指揮による色彩感豊かなシカゴ響サウンドが素晴らしい。 LP収録作品はいずれも名曲、ボロディン歌劇「イーゴリ公」からダッタン人の踊り、リムスキー=コルサコフ序曲「ロシアの復活祭」・「スペイン奇想曲」、ムソルグスキー交響詩「はげ山の一夜」である。 彼はこの録音から14年後の1991年から2006年までこの楽団の音楽監督も務めている。 紹介盤は1977年リリースの独グラモフオン初出ジャケット、このドイツのイラスレーター:ジョン・ギュンター(John Günther)のデザインも気に入っている (写真1 LPジャケット、独グラモフォン2536 379/写真2 LPレーベル面)。

写真1    ダニエル・バレンボイム&シカゴ響「ロシア管弦楽曲作品集」LPジャケット(独グラモフォン-2536 379)

写真2    LPレーベル面