往年の名指揮者たちのリハーサルLPから
指揮者のリハーサル風景を収録したレコードについては「漫遊記322」でハンガリーの名指揮者「フェレンツ・フリッチャイ」を紹介済みだが今回は続編としていくつか興味深いリハーサル風景を収めたLPをまた取り上げてみたい。 今回取 […]
昭和少年憧れのヒーローたち
「平成」も残すところあと2日(今日は2019年4月28日)、新しい元号「令和」を迎えるが今回は我が昭和少年時代に夢中になったヒーローたちにスポットを当て振り返ってみたい。 筆者が最初に夢中になった「仮面ヒーロー」の元祖は […]
外山雄三 交響曲「名古屋、1984年
久しぶりに外山雄三作曲、交響曲「名古屋」のレコードに針を下した。 当時開局15周年を迎えた「中京テレビ」による委嘱作品で「名古屋」をテーマにした全4楽章から構成される演奏時間およそ25分のシンフォニーである。 外山雄三は […]
伝説の指揮者フェレンツ・フリッチャイの魅力
ハンガリー出身の名指揮者フェレンツ・フリッチャイ(Ferenc Fricsay/1914―1963)が48歳の若さで亡くなり半世紀余りが経過した。 彼はレコード録音も数多く残しており現在もレコード、CDを通じて彼の芸術に […]
カラヤン&ウィーン・フィルの世界一周演奏旅行、1959年
ヘルベルト・フォン・カラヤン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の40日間に及ぶ「世界一周演奏旅行(1959年10月〜11月)」は今から60年前の昔に遡る。 当時の演奏紀行についてはウィーンの音楽ジャーナリスト・作家アレ […]
シスタコーヴィチ 交響曲第12番 ”1917年” 〜私のこれ1枚〜
オーガン・ドルヤン指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (日本フォノグラムFU-7511) 「オーガン・ドルヤン(Ogan Durjan/1922~2011)という指揮者はこのレコードが1971年「日本フォノグラム […]
寄席〜“紙切りリクエスト” 〜 オーケストラの指揮者
「寄席」の色物(いろもの)の一つに「紙切り」がある。 つまり紙をお囃子にのってハサミで切りある形を作っていく伝統芸である。そのテーマはジャンルを問わず多岐に渡り興味深い。 また演者も紙切りの最中も客を飽きさせることなく軽 […]
アンソニー・コリンズのシベリウス交響曲全集録音について
英国出身の名指揮者、作曲家「アンソニー・コリンズ(Anthony Collins)」(1893~1963)の名前が日本で知られるようになったのはおそらく今回取り上げる彼が1950年代英デッカに録音した「シベリウス交響曲全 […]
メータ&イスラエル・フィル来日公演を振り返えって、2000年
ズービン・メータ&イスラル・フィルの来日公演については既に「漫遊記94」で楽団23年振りの1983年公演を取り上げているが今回はメータが珍しくショスタコーヴィチの交響曲第5番を振った2000年来日公演を振り返ってみたい。 […]
「英デッカ」Phase 4 (フェーズ・フォー)録音のコンサート・シリーズから
「Phase 4」は英国デッカ開発のマルチ・トラック&チャンネル方式録音である(20chマルチ・マイク・システムで収録した音をアンペックスの4トラック・レコーダーで録音、その後2チャンネルのステレオにミックスダウンする方 […]