カルロ・マリア・ジュリーニ&シカゴ響による独グラモフォンの名盤

1977年4月、当時63歳のカルロ・マリア・ジュリーニはシカゴ交響楽団とシューベルトとドヴォルザークの二つの名作交響曲「ザ・グレート」と「新世界から」を独グラモフォンに並行してセッション録音している。 両盤とも例えば反復 […]

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ウィリアム・スタインバーグ&フィルハーモニア管によるリヒャルト・シュトラウス

米国名門オーケストラのピッツバーグ交響楽団音楽監督を1952年よりおよそ四半世紀に渡り務めたウィリアム・スタインバーグ(William Steinberg、1899~1976)はこのコンビで米キャピトルレーベルを中心に名 […]

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懐かしの「米キャピトル」FDSサウンド

LPレコードが登場し1950年代に入るとステレオ録音を向かえるまで各レコード会社はハイファイ(High Fidelity)サウンド録音に力を注いだ。 まだ筆者が中学生時代の1960年代初頭のころ今回紹介する米キャピトルの […]

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イタリアの前衛的劇団「ラ・ガイア・シエンツァ」の思い出

筆者がこの前衛的劇団「ラ・ガイア・シエンツァ」を知ったのは「つくば科学万博’85」で博覧会協会催事として担当したイベントであった。  彼らは当時イタリア「ナショナル・デー」のアトラクション催事出演のため初来日、博覧会会場 […]

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トスカニーニ&NBC響の貴重放送ライブ音源

イギリスのdell’Arete(デッラルテ)レーベルからのアルトゥーロ・トスカニーニのレア・ライブ音源については過去に漫遊記772でハーグ・レジデンティ管弦楽団、漫遊記773ではNBC響との「カリンニコフ交響曲第1番」な […]

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アンセルメが語る「音楽入門」、特別付録LP

エルネスト・アンセルメが自ら創設したスイス・ロマンド管弦楽団を率いパウル・クレツキと共に来日したのはもう半世紀余り前に遡る。 筆者も心待ちにして会場の東京文化会館に足を運んだ (写真1 1968年スイス・ロマンド管弦楽団 […]

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古楽器によるベルリオーズ「幻想交響曲」

ベルリオーズ「幻想交響曲」についてはこれまでも何度となく名盤を取り上げてきたと思うが今回はリリース当時話題にもなった二人のイギリスの名匠サー・リジャー・ノリントン(Sir Roger Norrington、写真1)盤とサ […]

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ハインツ・ワルベルク&フィルハーモニア管によるビゼー「アルルの女&カルメン」組曲

NHK交響楽団にもたびたび客演、日本のファンも多かったドイツの名指揮者ハインツ・ワルベルク(Heinz Wallberg/1923~2004)による若き日のフィルハーモニア管弦楽団との録音、ビゼーの名曲「アルルの女」・「 […]

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ベームによるシューマン交響曲、1978

カール・ベーム(Karl Böhm/1894~1981)のレパートリーとして意外にもシューマン交響曲のレコード録音は今回紹介するこの晩年1978年のウィーン・フィルとの「第4番」が唯一の公式録音である。 しかもシューマン […]

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ダニエル・バレンボイム&シカゴ響「ロシア管弦楽曲作品集」、1977

今回は若きダニエル・バレンボイムのシカゴ交響楽団との名録音、「ロシア管弦楽曲作品集」を取り上げてみたい。 1977年独グラモフォン録音、鋭敏なバレンボイムの指揮による色彩感豊かなシカゴ響サウンドが素晴らしい。 LP収録作 […]

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