ジェームズ・レヴァイン&シカゴ響/チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」

今年(2021年)3月9日、20世紀のアメリカの巨匠指揮者ジェームズ・レヴァイン(写真1)が77歳でこの世を去った。 指揮者年齢としてもまだまだこれからと筆者も期待していた矢先の訃報にはなはだ残念だった。 当会も来月7月例会は彼を偲んで特集を組む予定である。 そこで今回は彼のレコード録音としても珍しいチャイコフスキー「交響曲第6番”悲愴”」を取り上げてみたい。 おそらく彼の唯一の正規録音と思うが1984年7月のシカゴ交響楽団とのデジタル録音で紹介盤RCA国内盤も翌1985年にLPとCDでの同時リリースだった。 当時彼はシカゴで開催されるラヴィニア音楽祭(Ravinia Festival)の音楽監督を務めレジデント・オーケストラのシカゴ交響楽団とも縁が深く米RCAに数々のレコード録音を残しておりこの「悲愴」もその一連の録音である。 リリース当時はそれほど話題にならなかったがこの演奏でも彼のモダンな感性がスタイリッシュな「悲愴」を聴かせている (写真2 LPジャケット国内盤RCA-RCL8413 /写真3-LPレーベル面)。

写真1    ジェームズ・レヴァイン(1997年「メトロポリタン・オペラ来日公演プログラム・サインは当時入れてもらったもの)

写真2    J. レヴァイン&シカゴ響/チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」初出LPジャケット(国内盤RCA-RCL 8413)

写真3    LPレーベル面