オイストラフ&リヒテル共演ライブ盤

今回は名手ダヴィド・オイストラフ(Vn)、スヴィヤトスラフ・リヒテル(Pf)共演によるフランク「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」、ブラームス「ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調」の歴史的ライブ盤を取り上げてみたい。 1968年12月のモスクワ音楽院大ホールにおけるコンサート・ライブである。 この二つの渋い名曲を実に情感豊かに歌わせた演奏に魅了される。 露メロディア音源で録音もまた素晴らしい。 紹介盤LPは1970年頃に「新世界レーベル」(日本ビクター)からリリースされた懐かしの1枚である(写真1 LPジャケット、新世界SMK 7603 /写真2 LPレーベル面)。

写真1    オイストイラフ&リヒテル/1968年12月モスクワ音楽院大ホールライブ、LPジャケット(国内盤 新世界SMK-7603)

写真2    LPレーベル面