潮田益子&小澤征爾「シベリウス&ブルッフ - ヴァイオリン協奏曲」

今回紹介する潮田益子&小澤征爾、日本フィルハーモニー交響楽団によるシベリウス&ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲」1971年6月東京・杉並公会堂(旧)におけるセッションは英EMIからふたりの名録音技師ピーター・アンドリ―(Peter Andry)、カーソン・テーラー(Carson Taylor)が来日し録音にあたっている。 この演奏はもちろんご本尊「英EMI」からもリリースされ当時若手実力派ヴァイオリニスト潮田益子を世界に知らしめた1枚だった。 写真の国内盤CDジャケットは2004年「EMIクラシックス」リテイラー共同企画アポクリファ(Apocrypha)・シリーズとしてCD化されたものである (写真1  潮田益子&小澤征爾-シベリウス&ブルッフCDジャケット-CAPO-2009)。  当時の杉並公会堂の音響も素晴らしく彼女の艶やかで伸びのあるヴァイオリンの響きが大変美しい (写真2  CD演奏・録音データ)。

写真1    潮田益子&小澤征爾-日本フィル「シベリウス&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲」CDジャケット(EMI Classics-CAPO2009)

写真2    CD演奏・録音データ