【龍ケ崎ゲヴァントハウス】"NPO法人認証記念"講演とコンサート 「歴代の名手による"シャコンヌ"を通してバッハ演奏の深淵に迫る」

日 時:2013年6月29日(土) 午後2時〜午後4時30分
場 所:竜ヶ崎ショッピングセンター・リブラ 2階 「旧映画館」
講 師:新 忠篤氏(オーデ ィオ研究家、元フィリップスレコード・オランダ本社副社長)
テーマ:歴代の名手による"シャコンヌ"を通してバッハ演奏の深淵に迫る

当会は毎月定例CDコンサートを開催してクラシック音楽の普及に努めてまいりました。 この度、この活動が評価され、"NPO法人龍ケ崎ゲヴァントハウス"として 再スタートすることになりました。つきましては倍旧のご支援よろしくお願い申し上げます。
今回は、NPO法人認証を記念いたしまして、日本の音楽・オーディオ界の 第一人者であります新忠篤先生を招き、去る6月29日(土)講演とコンサートを行いました。 新先生は月刊「ラジオ技術」及び季刊「管球王国」等に執筆され、オーディオ界では 特にその名を知られた存在でありますが、今年3月の「レコード芸術」誌でも紹介され、 音楽ファンの間でも話題となっております。

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今回のプログラムは、ヴァイオリン作品のバイブルと言っても過言ではない、 バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番の「シャコンヌ」を取り上げ、 歴代のヴァイオリニストによる演奏の違い、ピアノとギターによる楽器の違いで、 この曲の持つ魅力の深淵に迫ります。 また、残された時間を使いましてご自身の豊富なライブラリーの中から選曲された、 シモン・ゴールドベルクとリリー・クラウスによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ、 エリーザベト・シューマンのソプラノによるシューベルトとモーツァルトの 「子守唄」をお聞き頂きました。 音楽とオーディオ双方に通暁した新先生ならではの貴重な講演&コンサートとなりました。

プログラム

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調~シャコンヌ
ジョコンダ・デ・ヴィトー(Vn):(1947年SP録音)全曲
イゾルデ・メンゲス(Vn):(1924年機械式録音)一部
ナタン・ミルシテイン(Vn):(1935年SP録音)一部
アルフレード・カンポーリ(Vn):(1948年SP録音)一部
巌本真理(Vn):(1949年SP録音)一部
ジノ・フランチェスカッティ(Vn):(1952年LP録音)一部
フェルッチョ・ブゾーニ(P):(1914年ピアノ・ロール録音)全曲
アンドレス・セゴビア(G):(1947年SP録音)全曲

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24,33,34,35,36,41番より一部/ シモン・ゴールドベルク(Vn),リリー・クラウス(P)
モーツァルト:子守唄K.350,シューベルト:子守唄/エリーザベト・シューマン(S)

当日配布されたプログラム

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