「秘蔵音源でたどるNHKクラシック音楽番組収録技術の変遷」

日 時:2012年11月17日(土) 午後2時 - 午後4時30分
場 所:竜ヶ崎ショッピングセンター・リブラ 2階 「旧映画館」
講 師:辻本 廉氏(NHK音楽番組サウンドエンジニア)
テーマ:「秘蔵音源でたどるNHKクラシック音楽番組収録技術の変遷」

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当会のCDコンサート開始5周年を記念して、NHK音楽番組 サウンドエンジニアの辻本廉氏を講師にお迎えし、特別コンサートを開催しました。
辻本 廉氏は1969年NHKへ入局。放送技術研究所・音響研究セクションで ステレオ音響技術、放送システム・機器の音質評価技術を研究。 13年後、制作技術部門に移り、主として音楽番組のミキシングを担当する傍ら、 BS・FM放送のデジタル音声制作技術の開発、音声放送技術系の音質改善研究に従事されました 退職後の現在もサウンドエンジニアとしてNHKの音楽番組の制作に携わっており、 NHK音楽番組収録技術変遷の生き証人です。
2009年2月、当会の第1回特別企画で「カラヤン等、巨匠がNHKに残した 音源エピソード」というテーマで講演され、会場を埋め尽くした皆様から 大きな反響を呼びました。 今回は「秘蔵音源でたどるNHKクラシック音楽番組収録技術の変遷」というテーマで、 待望の第2回目の講演が実現しました。

(使用音源)
レスピーギ:交響詩「ローマの松」/ シュヒター指揮NHK交響楽団(1959年録音)
ブルックナー:交響曲第8番/ マタチッチ指揮NHK交響楽団(1975年・1984年録音)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」/ マルケヴィッチ指揮NHK交響楽団(1983年録音)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」/ コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス管弦楽団(1961年録音)